ゲイシャコーヒーの美味しいおすすめ商品をご紹介しています。
そもそもゲイシャ(Geisha)コーヒーとは何かというのも解説。中米パナマのエスメラルダ農園のゲイシャショックはコーヒー好きなら知っているかもしれません。
アロマのような香りとフレッシュな酸味が魅力の高級なコーヒー豆です。
焙煎するお店や農園によっても違いがあり、それぞれ特徴をあげていますので、ぜひご参考ください。
目次
ゲイシャコーヒーとは?
アラビカ種ゲイシャ:品種の特徴
ゲイシャ(Geisha)はアラビカ(Arabica)種のなかの1種類で、ゲイシャ以外にはティピカやブルボンなどがあります。
品種の特徴としてロブスタ種と比較して少し細長い形をしており香りが良いコーヒー豆です。また、ゲイシャも含めてアラビカ種は価格はやや高め。シングルオリジンコーヒーで農園ごとの味を楽しめるのが魅力です。(もちろん、価格が安いゲイシャではブレンド商品もあります。)
※日本の芸者とは関係がなく、エチオピアの地域名でGeishaまたはGeshaコーヒーをゲイシャコーヒーと呼ばれています。
ゲイシャショックと豆の歴史
出典:Scrop
ゲイシャコーヒーは、南米パナマにあるエスメラルダ農園が品評会に出品をしたときの評価に由来します。
歴史はそれほど昔のことではなく、ベスト・オブ・パナマのオークションで2004年に出品したゲイシャ種は世界最高の落札価格だったためです。ゲイシャ種は1930年代に発見されていましたが、ゲイシャが高値で優勝したことにより世界中のコーヒー業界で驚いたのがゲイシャショックです。
美味しさはもちろんのこと、高値の理由の一つとして栽培が難しいコーヒー豆で希少性が高かったと言われています。また2007年・2008年で、さらに高値を更新したことで一過性のものではなく、価値ある美味しいコーヒーということが世界でも認識されたのではないかと考えます。現在では高級なコーヒー豆として定番になり注目されている銘柄です。
味のフレーバープロファイル
ゲイシャコーヒー本来の味(フレーバープロファイル)は、ジャスミンのようなフローラルな香りが特徴です。また、コーヒーのチェリーはウォッシュド加工されることが多くフレッシュな酸味を感じられます。
基本は風味と甘味と酸味がバランスある味わい。細かな味わいは生産者の栽培エリアや豆の処理によっても違いがあります。伝説となったゲイシャを一度味わうならパナマが良いかもしれません。
ゲイシャコーヒーの選び方
ゲイシャコーヒーの選び方として一つは農園と栽培している国です。
ゲイシャショックで一躍 有名になったエスメラルダ農園はパナマにあります。パナマのカルレイダ農園はコロンビアで栽培しており、同じように土壌が適していると考えられます。
ロースト(焙煎)は浅煎り~中煎りがおすすめです。ゲイシャの豆そのものの香りが高くフルーティーな酸味が持ち味なので、風味がそのまま味わえる焙煎度合いが良いと思います。
値段と容量をチェックするのも大事なポイントです。ゲイシャは高級なコーヒー豆です。初めての銘柄の場合には、50g・100g・200gと少なめで試してみると安心ですね。
ゲイシャコーヒーのおすすめ
パナマ ゲイシャ #571 ジャンソン農園
パナマ ゲイシャのコーヒー豆で#571は、標高が1,400~1,600mにあるパナマ共和国のチリキ県 ボルカン地区で栽培されたコーヒーです。
ジャンソン農園で栽培されたコーヒーでAAAグレードの品質。ベストオブパナマ(国際品評会)では受賞歴もあり高く評価されています。
風味はトロピカルフルーツのような香りで酸味とほのかな甘味が感じられます。また、苦みが少なく飲みやすいのも特徴ですね。
美味しいシングルオリジンのコーヒーを楽しみたいかたにおすすめです。
商品詳細
- 選べる豆の状態:豆のまま / 中挽き / 粗挽き
- 焙煎:中浅煎り(ミディアムハイロースト)
- 生豆原産国:パナマ
- 内容量:50g / 100g /500g / 1kg
パナマ ゲイシャ エスメラルダ農園
「Jaramillo Especial」で一躍有名になったエスメラルダ農園が栽培したコーヒー豆です。品評会でゲイシャショックをおこしたエスメラルダ農園です。
1,600~1,800mの高い標高で栽培されたゲイシャ種でパナマのチリキ県 ボケテ地区にあります。農薬を使わず完熟した実を手摘みをしてWashed (ウォッシュド)加工しています。
コーヒーの味は柑橘系の酸味があり爽やかなフレーバーが特徴。カッピングプロファイルとしてはジャスミンのような香りです。
品質はAAAグレードでゲイシャ種の中でも、マイクロロットのコーヒーを楽しみたいかたにおすすめですね。
商品詳細
- 選べる豆の状態:豆のまま / 中挽き / 粗挽き
- 焙煎:浅煎り(ミディアムロースト)
- 生豆原産国:パナマ
- 内容量:50g / 100g /500g / 1kg
パナマ エスメラルダ ゲイシャ
パナマ エスメラルダ ゲイシャ (PANAMA LA ESMERALDA PRIVATE COLLECTION “GEISHA”)です。品評会で優勝の実績もあるラ・エスメラルダ農園のコーヒー豆です。
芳醇な香りと柑橘系のような甘さと酸味を感じられます。いつもより高級なスペシャルティ コーヒーを味わえます。
タカムラコーヒーが焙煎している商品です。Scropと比較すると少し買いやすい値段ですね。
商品詳細
- 選べる豆の状態:豆のまま / 中挽き
- 焙煎:浅煎り
- 原産国:PANAMA(パナマ)
- 農園:La Esmeralda
- 内容量:100g / 200g /500g / 1000g
ゲイシャ エチオピア産 ゲレナ農園
ゲイシャはエチオピアの森にあるゲシャ村が発祥となったといわれています。こちらの商品はエチオピア シダモ地方のグジ地区にあるゲレナ農園で栽培されたコーヒー豆です。
標高は1350~1600mあたりにあり、ナチュラルで加工してあります。
味わいはフローラルでジャスミンのように香り、苦みの少ないコーヒーが楽しめます。G1(グレード1)の美味しいスペシャルティコーヒーで、爽やかな酸味とコクが感じられます。
商品詳細
- 焙煎:中浅煎り
- 生豆原産国:エチオピア産
- 内容量:200g
ゲイシャ コスタリカ産 コフィアディベルサ農園
コスタリカ産でコフィアディベルサ農園で栽培されたゲイシャ コーヒー豆です。
プンタレナス州ビオレイにあり1250~1300mの地域にあります。丁寧なハンドピックで良質な豆でカーボニック・マセレーションにより精製されています。
通常の発酵よりもフルーティーでまろやかな味わいが特徴です。
クロップ(生豆)ではなく中浅煎りでローストしています。商品は100gですが200g以上のまとめての注文であれば深煎にも対応しているようですね。
商品詳細
- 焙煎:中浅煎り
- 生豆原産国:コスタリカ産
- 内容量:100g
ゲイシャ スペシャルティコーヒー ギフト
ゲイシャのスペシャルティコーヒー ギフトです。
贈り物として送りやすいパッケージです。高級な豆なのでコーヒー好きな方なら満足していただける商品ですね。
内容は2種類のゲイシャ コーヒーセットになっています。
1点目がアンティグアのブエナビスタ農園のゲイシャで、フローラルなフレーバーで濃厚かつクリーミーな口当たりです。
2点目がホンジュラス ラパスのナショナルウィナーのゲイシャで、フルーティーな酸味と甘みが後味のコーヒーです。
商品詳細
- 豆のまま / 細挽き / 中挽き / 粗挽き
- 焙煎:中浅煎り(ミディアムよりのハイロースト)
- 原産:グァテマラ アンティグア ブエナビスタ ゲイシャ、ホンジュラス ラ ヴィクトリア ゲイシャ
- 内容量:200g × 2種類
ゲイシャ コロンビア産 ラ パルマ イ エル トゥカン農園
コロンビア産のゲイシャで標高1800mの地域にあるラ パルマ イ エル トゥカン(La Palma y El Tucan)農園で生産者がFelipe Sardiのコーヒー豆です。
トロピカルフルーツのようにフローラルで甘酸っぱいテイストが魅力で、苦みのすくないフレーバーです。香りは香水にも例えられる銘柄ですね。
Cup of Excellenceの専門店がローストする、特別で高価なスペシャルティコーヒーです。
商品詳細
- 豆のまま / 中挽き
- 焙煎:浅煎り
- 原産:コロンビア
ゲイシャ パナマ産 ドンパチ農園
パナマ産でドンパチ農園のゲイシャコーヒーです。フランシスコ・セラシンはパナマゲイシャを育ててきた有名な生産者です。現在は息子さんが継いでおり農園の豆はオリジナル・ゲイシャと呼ばれています。
香りが良くフルーティでサッパリとした飲み口の酸味が味わえます。
コーヒーマイスターが丁寧にピッキングをして煎っている自家焙煎珈琲カフェの商品です。
商品詳細
- 豆のまま / 中挽き / 細引き
- 焙煎:パナマ
- 原産:コロンビア
まとめ
ゲイシャコーヒーは高級でスタバでは一杯2,000円の値段で販売されたこともあります。
ショップでは挽き方を選べるところもありますが、入れ方で一番美味しいと思えるのはドリップです。
香りが豊かなコーヒーを特別なときに飲めれば最高ですね。パナマ ゲイシャ AAグレード ブレンドは1,190円(税込み / 2022年1月19日の時点)なので試しに飲んでみるのも良いでしょう。50gなら4~5杯は飲めますね。