「土居珈琲」は創業者の土居博司さんが追求してきたコーヒー豆を楽しむことができます。農園の産地やブレンドなど商品もいろいろあり、どの銘柄も土居珈琲で焙煎をしており挽き具合は好みにあわせて美味しく飲めます。おすすめの銘柄などをご紹介しているのでご参考になれば幸いです。
目次
土居珈琲の魅力
土居博司さんの「小さな焙煎」
土居博司さんは土居珈琲の創業者で40年以上の経験があり、会社は創業1971年の老舗。小さな焙煎釜で生産しているのが大手の飲料メーカーとの違いです。理想のコーヒーを作るために釜を選び、数秒の違いで火加減を調整していきます。
追求していたのは家庭の味のように「何杯飲んでも飽きない味わい」ことでした。
現在は土居陽介さんをはじめスタッフに技術が受け継がれ、こだわりの「小さな焙煎」が守られています。
コーヒーの品質へのこだわり
ハンドピックで焙煎後に不良豆を一粒づつ取り除いています。
火の通り方や生豆の時点で中身が無いなど正常と違う豆を職人さんがハンドピックすることで品質を保っています。
また、SCAAスペシャルティコーヒーの会員でもあり、焙煎や抽出工程での美味しいコーヒーを研究したり情報共有などを行っていることがわかります。
ちなみに、コーヒーの保存方法として光・酸素・水に触れないように缶に入れることを推奨しています。>>ハリオ コーヒーキャニスター BCN−200−OV
土居珈琲の選び方
人気銘柄で選ぶなら「グアテマラ」がおすすめです。ビターチョコレートやナッツのような甘さが特徴で土居珈琲でも人気があります。
とはいえ、どのコーヒー豆も厳選されているので、違いを楽しむのも良いと思います。2種類セットも風味がそれぞれ異なるので良いと思います。
挽き具合は抽出方法によって選ぶ
土居珈琲ではコーヒーの挽き具合は抽出方法によって選びます。粉にグラインドする粒度によって味わいに違いが出てきます。
ミルなどで自分で挽ける場合にはローストした「豆のまま」購入できます。
ペーパードリップで淹れる場合は抽出しやすい「細挽き」を選びます。コーヒーメーカーやネルドリップなら「中挽き」です。
パーコレーターやカフェプレスカフェプレスのように長い時間で抽出する場合は必ず「粗挽き」にしましょう。(細挽だと飲みにくくなるので注意です。)
土居珈琲のおすすめコーヒー
土居珈琲 グァテマラ コーヒー豆
「グァテマラ カペティロ農園」は、コーヒー豆の中で人気のある銘柄です。土居珈琲の公式サイトではランキングで1位になっています。
味わいは香り高く飲んだ後にナッツのような甘味と果実のような爽やかさを感じることができます。
豆の状態は、そのままで自分で挽くのが一番美味しく飲めますが、挽き方を選ぶことも可能です。細挽き・中挽き・粗挽き・極細挽きから選択できます。
備考
- 商品名:グァテマラ カペティロ農園
- 内容量:200g
- 店舗:土居珈琲
グァテマラはドイコーヒーのセットにも含まれている種類ですね。
土居珈琲 甘いブレンド コーヒー豆
土居珈琲の「甘いブレンド」コーヒー豆です。
40年以上の試行錯誤により焙煎士 土居博司さんが考えた理想の味わいです。
苦味や酸味が少なく甘味が感じられるのが特徴。口当たりが柔らかく毎日飲みたくなるテイストになっています。
コクは控えめでスッキリとした飲み心地なので、どんな食事とも相性が良いですね。
内容量は200gで一杯あたり約10gなので、1日一回飲んだら20日間の豆の量になります。賞味期限は焙煎日より40日です。
備考
- 商品名:甘いブレンド
- 内容量:200g
- 店舗:土居珈琲
土居珈琲 ブラジルアマレロ(ボンジャルディン農園) コーヒー豆
ブラジルアマレロ(ボンジャルディン農園)のコーヒーです。収穫量が少なく希少な品種なので他の種類と比較すると値段はやや高めです。銘柄のテイストは甘味とコクがあり、ややビターな味わい。
ネットでの感想は新鮮で甘さと苦味のバランスが良く飲みやすいと評価の高いクチコミが多いですね。
ペーパーフィルターのドリッパーで淹れるならコーヒー本来の風味を抽出できる細挽きがおすすめです。
備考
- 商品名:ブラジルアマレロ(ボンジャルディン農園)
- 内容量:200g
- 店舗:土居珈琲
土居珈琲 ブラジル モンド ノーボ コーヒー豆
モンド ノーボ ドライオンツリー(バウ農園)のコーヒーで、日本人のオーナーの方が栽培しています。コーヒーを樹の上で完熟させる農法が特徴で、栄養を実に取り込むため品質を高くなります。
コーヒー豆はフルーティーな甘い香りと上品な苦味の品種です。ビターな風味は焙煎の深さによっても変わってくるので土居珈琲の良さを感じられる商品といえるかもしれません。
専門店ならではの味わいで美味しいコーヒーです。楽天での口コミでは5つ星に近い評価の商品ですね。
備考
- 商品名:モンド ノーボ ドライオンツリー(バウ農園)
- 内容量:200g
- 店舗:土居珈琲
土居珈琲 標準的なエスプレッソ コーヒー豆
土居珈琲の「標準的なエスプレッソ」です。
エスプレッソブレンドで透明感のある上質な苦味が特徴です。しっかりしたコクと酸味も表現されています。
状態はローストした豆のままか、エスプレッソ用の極細挽きから選べます。
抽出する珈琲器具はエスプレッソマシンが最適です。
産地国はインドネシア産・コロンビア産・ブラジル産をベースにブレンドされています。
備考
- 商品名:標準的なエスプレッソ
- 内容量:200g
- 店舗:土居珈琲
土居珈琲 エルサルバドル ラ・レフォルマ農園 コーヒー豆
エルサルバドル ラ・レフォルマ農園のコーヒーで手摘みで収穫しています。100年以上の歴史がある農園で、2011年のカップ オブ エクセレンスでは3位に入賞したことがある実績のあるコーヒー豆です。
ダークチョコのような苦味で柑橘系のグレープフルーツのような爽やかな酸味が特徴です。
多くの種類のなかでも甘味だけではないので、飲んでみてコーヒーがさらに好きになるかたもいると思います。
酸味のある銘柄なのでドリップするときにお湯の温度が高すぎない方がコーヒー本来の特性を楽しめますね。
香りが良く、どちらかというと苦味より酸味を楽しみたいかたにおすすめです。
備考
- 商品名:エルサルバドル ラ・レフォルマ農園
- 内容量:200g
- 店舗:土居珈琲
土居珈琲 ブラジル ダテーラ農園 コーヒー豆
ブラジル ダテーラ農園のコーヒー豆で、世界のコーヒーマーケットで一流の農園と評価されている銘柄です。
香ばしくビターな甘さですっきりと飲みやすい味わい。
コーヒー栽培は収穫・農法・ロットなどがデータで管理され常に改善されています。
環境ISO14001や、レインフォレスト・アライアンス、ウッツ・カペ認定など品質管理の徹底を感じられますね。
備考
- 商品名:ブラジル ダテーラ農園
- 内容量:200g
- 店舗:土居珈琲
プレミアム『土居博司セレクション』銘柄3点セット
土居博司セレクションで、品評会へ出品するための勝負の味でナノロットと呼ばれており、こだわりのコーヒー豆の商品です。
シティローストのコロンビアとブラジル、フルシティローストのエルサルバドルの3点です。
コロンビア マナンティアレス農園(ゲイシャロット)は香りが豊か、フルーティーで酸味が感じらます。ブラジル ブラガ農園は、苦味がありマンデリンらしい香りで口あたりが良く上質な味わい。エルサルバドル マラカラ農園(ハニーロット)は、フローラルな香りでマイルドな酸味が特徴です。
備考
- 商品名:プレミアム『土居博司セレクション』
- 内容量:600g(200g × 3銘柄)
- 店舗:土居珈琲
プレミアムなので値段は少々高く1万5千円以上します。
↓初めての場合は下の3,240円のセットで試した方が良いかもしれません。
土居珈琲 初めてセット コーヒー豆2種類
土居珈琲のコーヒー豆 商品を初めて購入するならセットがお得感があります。
銘柄は「グァテマラ カペティロ農園」と「エルサルバドル ラ・レフォルマ農園」の2種類で土居珈琲らしさが味わえる2種類です。
お客さんから注文を受けてから生豆を焙煎しているので鮮度が高いです。(新鮮なコーヒーは、お湯をかけると膨らみます。)
内容量はそれぞれ各100gあり合計200g(税込 3,240円)。毎日のんでも20日ぐらいは楽しめる量がありますね。
焙煎は深煎のフルシティローストです。
高級な雰囲気のあるパッケージでちょっとしたギフトにもよさそうですね。
備考
- 商品名:土居珈琲 初めてのセット
- 内容量:200g(100g × 2銘柄)
- 店舗:土居珈琲
↓こちらは土居珈琲 公式サイトへのリンクになっています。
総評まとめ
個人的な感想になりますが、土居珈琲は創業者である土居博司さんのコーヒーへの思いが焙煎するスタッフに引き継がれてコーヒー豆の美味しさにつながっていると思います。
どの銘柄も美味しいのでやはり仕入れの見極めや焙煎のやり方に違いがあるのではないでしょうか。
まだ飲んだことがないかたは、ぜひ味わってみてください。
土居珈琲 会社情報
株式会社 土居珈琲 〒592-8343 大阪府堺市西区浜寺元町4-496-1
土居珈琲 公式サイト
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